吉岡さんの弁護士日記

なにわ総合法律事務所の弁護士 吉岡 康博がつづる弁護士日記

隠岐の島ウルトラマラソン入賞!

毎年6月第3日曜に行われる隠岐の島ウルトラマラソン、今年も海を渡って走って来ました。

前日(土)に伊丹空港に行くと強風のため何と飛行機が欠航(涙)
しかし、JTBさんの素早い手配のお陰でバス→高速船を乗り継いで、雨の中何とか隠岐の島に着くことができました。

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この日は早く寝て翌日は午前3時に起きて朝食を摂り、着替えてマラソンの準備に取りかかります。

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スタート直前はまだ薄暗かったです。
ラン友さんと記念撮影。
これから100キロの長旅に出掛けます。

去年は終盤に失速し、総合9位であと一歩というところで入賞を逃がしてしまいました。
今年は前半から飛ばさず、イーブンペースを心掛けました。

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30キロくらいまでは体が重くてしんどかったのですが、それ以後は少しずつ余裕が出てきて淡々と隠岐の島の山の中を攻略していきました。

マラソン中はほとんど食事を摂っていません。
ポケットに入れたジェルの他は数キロおきにあるエイドでコーラ、飴、食塩を口に入れてひたすら走り続けます。

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60キロ過ぎからずっと6位を走っていたのですが、終盤1人を抜いて5位に上がりそのまま失速せずにゴールすることができました。

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ゴール後はヘロヘロだった中でNHK島根放送局のインタビューを受けました!

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そして総合5位入賞、年代別3位入賞!

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とにかく、とにかくこれが欲しかったんです!

完走後はシャワーを浴び、今年からプロに転向した川内優輝選手と記念撮影をするこができました。

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過去2年、終盤で悔しい思いをし続けてきたので、今年は最高の隠岐の島ウルトラマラソンになりました!

奥熊野いだ天ウルトラマラソン

大型連休の序盤は和歌山県の奥熊野いだ天ウルトラマラソンを走って来ました。

この大会に参加するのは今回が7回目。
春の日差しを浴びながら奥熊野の自然と地元の人の温かいおもてなしに触れながら100キロを走るという贅沢なマラソン大会です。

今年も感謝の気持ちで100キロを走りました。

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メッセージは家内に書いてもらいました(私は字がうまくありません)。

100キロマラソンではカメラを持って色々と撮影しながら走ることもあるのですが,今年はひたすら記録を狙ってアタックしたので,マラソン中の写真はありません。

結果,

8位入賞しました!!!

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この大会はアップダウンが激しくて厳しいコースなんですが,9時間を切れました。
記録は8時間53分!

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完走後は月見うどんと発泡酒で癒されました!

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奥熊野いだ天ウルトラマラソン。
来年も必ず参加します!

ソウル国際マラソン2019を終えて

今年のソウル国際マラソンは私にとって、

100回目のフルマラソン
10回目のソウル国際マラソン
3回目のソウル国際マラソンでのペースメーカー

という大会でした。

そんな私に韓国の皆さんからプレゼントを頂きました。
まずは、

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光化門マラソンクラブの親しい友人が私のために100回完走記念の横断幕を作ってくれました。
「大阪のランナー吉岡、フルマラソン100回完走おめでとう」と書かれています。
花束も頂きました。
涙腺崩壊です。

次に、

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光化門マラソンクラブから硝子製の楯を頂きました。
「貴殿は光化門マラソンクラブのチームの一員として国境を越えて活動する中で2019年東亜日報ソウル国際マラソンでフルマラソン100回完走を達成したことに対し、この記念の楯を贈ります」

国境を越えて日韓マラソン交流をしてきたことがこんな形で認められて、感激しました。
さらに涙腺崩壊。

最後は、

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ソウル国際マラソンの主催者である東亜日報社という新聞社から感謝杯(トロフィー)を頂きました!
「貴殿は東亜日報が主催したソウル国際マラソン大会でペースメーカーとして活動するなど本大会の発展とマラソン活性化に大きな寄与をなさいました。これに東亜マラソンを愛するマラソン家族の感謝のいみを込めてこのトロフィーを贈ります」

多分、こんな形で東亜日報社から表彰された日本人は僕が初めではないかと思います。

丁度10年前にソウル観光のついでにと走り始めた韓国マラソン。
その後、たくさんの韓国人ランナーの友達に恵まれ、色んな経験をさせてもらえました。

私の日韓交流マラソン活動はまだまだ続けるつもりですが、これらの勲章が一つの節目になりました!

ソウル国際マラソン完走+フルマラソン100回完走

先週末はソウル国際マラソンを走って来ました。

ソウル国際マラソンはこれで10回目。
そして私にとって100回目のフルマラソン。

昨年と同様、日本人のラン友達と一緒に参加しました。
総勢16人です!
皆さん、今年も「吉岡ツアー」にご参加下さいましてありがとうございました(笑)。

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私は今年も光化門マラソンクラブから3時間のペースメーカーとして参加しました。
スタート前に光化門マラソンクラブの皆さんと記念撮影!

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(一緒に3時間のペースメーカーを担当したリュ・ホさん)

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(私と同時期に光化門マラソンクラブに入会したハクチャさん!)

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(グヮンソプ先輩にヨンファさん)

久々に会ったのにみんな「ヨシオカー!」と叫びながら喜んでくれる。
「フルマラソン100回おめでとう!」という言葉もいっぱい掛けられました。
早くも涙腺崩壊モード。

しかし、今回のマラソンも甘くはありませんでした。

スタート直後からGPSウォッチがうまく作動せず、自分が走っているペースが掴めません(汗)。
ペースメーカーは一定のスピード(3時間で乾燥する場合は1キロ当たり4分15秒)で走りながら周囲のランナーを引っ張らないといけません。
速すぎても遅すぎてもダメです。
なのに5キロの計測地点で目標タイムより1分も早く通過してしまいました。

「速すぎるぞ!」
周りのランナーに言われて頭が真っ白に。
「冷静に、冷静に」と自分に言い聞かせながら、その後はGPSウォッチではなく自分の感覚だけを信じて走りました。

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(前の方で赤い帽子と赤シャツを着て風船を付けているのが私です)

10キロ地点を過ぎたころからようやくペースを取り戻し、周りに気を配る余裕ができました。
GPSウォッチもうまく作動しています。

私が着ているシャツの背中には「Yasuhiro Yoshioka]という文字が書かれています。
周囲の韓国人ランナーには私が外国人(おそらく日本人)であることが分かっています。
日本人の私を信じて真横について走るランナー、私の代わりに給水を取って渡してくれるランナー、会話は交わしませんが心がつながっていくのを感じます。

「時間に余裕があるのか?」
「1分半ほど早いです。まだ余裕があります。無理しないで。」
韓国語の会話を交わす余裕も生まれました。

しんどいと感じる余裕もない緊張の中で走った42キロ。
気付くとゴールの蚕室(チャムシル)競技場でした。

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ペースメーカーの任務完了、そしてフルマラソン100回完走。
競技場内の1周は私にとってビクトリーロードのようでした!

ゴールラインでは先にゴールした先輩のキム兄貴が待ってくれていました。
一緒にペースメーカーを担当したリュ・ホさんと3人で記念撮影!

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今年もソウル国際マラソンからたくさんの感動をもらいました。
ありがとう!
来年も必ず参加します!

防府読売マラソンのDVD

昨年末に走った防府読売マラソンのDVDが届きました。

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この大会は毎年ランナーのゴールシーンを撮影した動画をDVDにして参加者に送ってくれます。
今年は雨が降る冷たいレースで,最後は足がつりかけながらのゴール。
ちょっとかっこ悪いと思うけれど,それもマラソンなので,明日にでも動画を再生して去年の防府読売を振り返ってみようと思います。

防府読売マラソンを完走しました!

12月16日,山口県の防府読売マラソンを走って来ました。

遠方なのですが毎年新幹線に乗って日帰りで参加している大会です。
制限時間が4時間とエリート大会の雰囲気があり,コースも走りやすくて気に入っています。

何よりも川内選手も毎年参加していて,3時間以内にゴールの競技場内に入ってくると,先にゴールした川内選手がジャージ姿で応援してくれるという特典があります。
今年も何が何でも川内選手の応援を受けたいと,冷たい雨が降りしきる中頑張りました!

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消費者問題に取り組む弁護士のランナー仲間と3人で参戦!
いつもお世話になっております(笑)。

30キロぐらいから足の指先や太ももが冷えてきて体力を消耗しましたが,川内選手に応援してもらいたい一心で最後まで頑張りました!
今年は優勝した川内選手。
ジャージに着替えた川内選手が雨の中,競技場トラックの外側で大声を出して市民ランナーを応援してくれていました。

私の方は体力を使い果たしたみたいで最後は足がつりかけながらのゴールでした。
記録は2時間59分でギリギリサブスリーでした。

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マラソンの後は,弁護士ランナー仲間で中華料理を食べて,大阪に戻ってきました。

隠岐の島ウルトラマラソンを完走しました

今年も走って来ました!
隠岐の島ウルトラマラソン。

島根県の北,日本海に浮かぶ離島,隠岐の島。
毎年6月,島を1周して100キロを走る隠岐の島ウルトラマラソンが開催されます。

マラソン大会は朝5時にスタートしますので,土曜日に隠岐の島に行き前泊する必要があります。
翌朝は3時に起きて,無理矢理朝食を詰め込みます。
離島の旅館のご飯は海の幸がタップリなんですが,味わっている余裕全くなし(笑)。

午前5時の号砲と共にレースはスタートします。

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この頃はランナー達も元気です。
なぜかタイガーマスクが(笑)。
私も右端の方に写っています。

マラソン中の写真はないのですが,とにかく100キロは長いです。
しかも隠岐の島は坂ばっかり。
80キロぐらいから私のGPSウォッチの電池がなくなり始めると同時に私の体力も限界に近づいていきます。
90キロ過ぎからはあまり記憶がありません(笑)。

しかし,いつかはゴールがやって来ます。
そのときの栄光,充実感のためにマラソンをやっています。

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RUNNETさんから頂いた写真です。

記録は9時間2分。

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ウルトラマラソンはそこそこ得意で,9時間切りと8位以内入賞を狙っていたのですが,両方とも達成できませんでした。
残念!!

しかし,頑張った後にはご褒美が待っていました。
最強の市民ランナー川内優輝選手との入浴シーン(笑)。

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川内選手は毎年隠岐の島ウルトラマラソンの50キロの部を走っていて,2時間50分前後というとんでもないタイムでゴールしています。
100キロの部を走るランナーは,9時間20分前後でゴールすれば川内選手と貴重な写真を取ることができます。

今年も色んな思い出が詰まった隠岐の島マラソン旅行でした。
来年も必ず参加します!

2018ソウル国際マラソン

今年もソウル国際マラソンを走って来ました。

2010年に初めて参加してから今年で9回目。
韓流好きの私が何となくマラソンに興味を持って走ってみたのがソウル国際マラソン。
こんなに長く走り続けるとは思いもしませんでした。

2010ソウル国際マラソン,ゴール直前の私(若っ!)。
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その後,時は流れて韓国人のランナー友達がたくさんでき,2017年には韓国内のペースメーカーのボランティア組織「光化門マラソンクラブ」にも加入しました。この間,ホントに色んな思い出がありました!

2018ソウル国際マラソン,スタート前の私。
うんうん,それなりに年を取ったがいい感じだぞ(笑)。
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今年は光化門マラソンクラブで3時間以内(サブスリー)のペースメーカーをやらせて頂きました。
ペースメーカーというのは,マラソン中継に出てくるのと全く同じアレです。
決められたペース走り続け,周りのランナーの目標になって目標時間達成に導くのが任務です。
自分のための走りではなく,周囲のランナーに配慮した走りが求められます。

黄色の風船を付けて,ランナーを引っ張りました!
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ゴール直前の私です。
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体力的のみならず精神的にもハードなマラソンでしたが,ゴール後の充実感は10倍でした!

記録は2時間58分。
ゴール後には記念のポカリスエットをゲット(ピンボケ残念)。
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ところで,今回の大会でまた一ついい経験をすることができました。

スタート直後からずっと僕の横を走っているランナーが1人いたのですが,序盤で「Thank you!」と声を掛けられたので,英語で話しをしてみたところ,香港から来たランナーとのこと。
「韓国の大会で日本人と香港人が一緒に走るなんて,文字通り国際マラソンだよな~。」なんて言いながら,僕も彼のことをずっと気にしていました。

僕が周りのランナーを気にして給水ができないと,この香港人ランナーは,後ろから「ヘイ,ヤスヒロ!」と声を掛けてドリンクの入った紙コップをくれたり,バナナや体を冷やすためのスポンジを取ってくれたり。
国境を越えて助け合う心にホントに涙が出ました。

香港人の彼は無事にサブスリーを達成し,ゴール後に記念撮影をしました!
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という訳で,今年も本当に素晴らしい経験をさせてくれたソウル国際マラソンでした。

ありがとう,ソウル国際マラソン!
来年も必ず来るからね~。

KIX泉州国際マラソンと韓国の友人

2月18日に堺から泉州地区を走り抜けるKIX泉州国際マラソンがありました。

この大会は抽選大会で,3年ぶりに当選!!
しかもこのときは,私が韓国で所属しているランニングクラブ「光化門マラソンクラブ」の友人がこのマラソン大会を走りに大阪に来てくれました。

そのため今回は,光化門マラソンクラブの公式ユニホームで走ることにしました。

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光化門マラソンクラブは,韓国でペースメーカーのボランティアを専門に行うクラブです。
私も韓国ではこのユニホームを着てペースメーカーをしています。
真っ赤なシャツと真っ赤な帽子はKIX泉州国際マラソンでも目立ったみたいです。

スタート前に光化門マラソンクラブの友人と記念撮影。

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紀州口熊野マラソンで脚を痛めてから,2週間全く走っていなかったので,この日は,韓国の友人と写真を撮りながら一緒にゆっくりとファンランをしました。

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こんな写真とか,

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こんな写真とか,

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こんな写真とか(これは千里ランランクラブの友人に撮ってもらいました。),

記録は3時間37分だったのですが,あっという間に完走してしまった感じです。

完走後は,友人たちと打ち上げ。
まず一次会は新世界で串カツを食べながらビールを飲みました。
みんな生ビール大ジョッキを4,5杯飲んだのではないかな。

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二次会は,中華料理屋でなぜか韓国焼酎(笑)。
吉岡,飲み過ぎて若干顔がイッてます(笑)。

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写真はありませんが,三次会まで行い,日付が変わってようやくお開きとなりました。

そんなこんなで韓国から来てくれた友人と楽しく過ごした週末でした。

紀州口熊野マラソンを走りました

2月4日,和歌山県の紀州口熊野マラソンを走って来ました。

リゾート地の白浜に近い上富田町というところで行われる大会で,熊野古道の歴史と自然を感じられるというのに魅力を感じて参加しました。

上富田町は,新大阪からツアーバスに乗って2時間半くらいのところにあります。
阪神高速,阪和自動車道と乗り継ぎます。
途中の紀ノ川休憩所で美しい朝焼けを見ることができました。

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肝心の大会はといえば・・・

「寒かった~。」

和歌山というと大阪から見ると何となく暖かいイメージがあるのですが,寒波の影響でしっかり寒かったです。
しかも河川敷は風がピューピュー吹いていて,心が折れそうになります。

前週勝田全国マラソンを走ったこともあり,今回は,3時間半くらいでゴールすることを考えていたのですが,あまりに寒いのでペースがあがってしまいました。
そのせいで,勝田全国マラソンの後に違和感があった脚のふくらはぎに少しずつ痛みが出てきてしまい(涙),怪我を悪化させるわけにもいかなかったので,後半はペースを落とし,最後の方は歩くのと同じような速度まで落として,何とか完走しました。

とにかく,寒くて厳しかったです。

当日の写真を何枚か。

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口熊野まで応援に来たというラン友さんとスタート直前にバッタリ出会い,写真を撮ってもらいました。
このときは負傷前でまだ余裕あります(笑)。

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記録は3時間43分で総合418位。
終盤は100人以上に抜かれました。

完走の記念品は,スポーツタオルか梅シロップのどちらかを選ぶことができます。
私の家には,マラソン大会でもらったスポーツタオルがたんまりとあるので,迷わず梅シロップを選択しました。

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和歌山らしい素敵なお土産になりました。

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完走後は,ツアーバスに乗って白浜にあるとれとれ市場へ。
併設されたとれとれの湯で温泉に浸かった後,とれとれ市場で海鮮ものをお土産に買いました。
とれとれ市場に来たのは20年ぶりぐらいですが,以前と変わらず「とれとれとれとれ~」という音楽が流れていました。

新大阪に到着したのは午後8時。
楽しい小旅行でした。

勝田全国マラソンを走りました

1月28日,茨城県ひたちなか市で行われた勝田全国マラソンというフルマラソンの大会に参加しました。

大阪から見ると茨城県のマラソン大会というのはほとんど縁がないのですが,埼玉県在住の友人が毎年家族で参加しているということで,私も参加申込みしました。

勝田がどこにあるか知らないまま申込みし,直前にググってみてびっくり。
昔は茨城県勝田市というのがあったのが平成の大合併でひたちなか市になったとのこと。
ひたちなか市って・・・?
え゛っ,茨城県の東の端っこ・・・。

大阪の自宅から5時間近くかけてひたちなか市まで遠征しました。

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勝田全国マラソンは今年で66回目とのこと。

市民マラソンでこれだけの歴史を誇る大会はなかなかありません。
「地元の誇りのようなマラソン大会」という話しを聞いていたのですが,全くその通りで街中の人たちが沿道に集まったのではないかというほどたくさんの応援を受けながら走ることができました。
公設エイドはもちろん,バナナ,アメ,チョコなどを提供する私設エイドもいっぱい。
最後まで途切れることのない声援を受けながらゴールすることができました。

記録は2時間56分です。

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気合いでサブスリー達成しました!

関西の大会にはない雰囲気の大会で,貴重な経験をすることができました。

ゴール後は一緒に走った友人と記念撮影。

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右側は坂本雄太さん。月刊ランナーズにも何度か取り上げられている有名人です。
左側はお兄さんの坂本隆介さん。やはり最近月刊ランナーズに取り上げられた実力者で,長野県から来られました。

2人の胸にはチーム名の「坂本兄弟」。仲良し兄弟ランナーです。

坂本さん,勝田全国マラソンでは本当にお世話になりました!
ちょっと遠くて,旅費もかかってしまったけれど,最高の週末を過ごすことができました。

大邱国際マラソンを走って来ました

先物取引被害全国研究会は,4月3日,4日とあったのですが,4日は休ませて頂き,韓国の大邱国際マラソンを走って来ました。

この大会は,2011年の世界陸上大邱大会で走ったマラソンコースを走らせてくれます。ケニア,エチオピアの選手を初めとするエリート選手と同じコースを走れるのですが,交通規制の関係で制限時間が3時間と厳しい大会です。

実は数週間前から風邪をこじらせてしまい,咳が止まらない状態だったので,完走できるかとても心配だったのですが,走り出すとなぜか咳も出なくなり,大邱の街を楽しみながら完走することができました。
肌寒かったのですが,沿道の応援はとても熱かったです。

練習不足で体力が落ちていたため,30キロ過ぎから本当にしんどかったのですが,久々に集中して頑張りました。
記録は2時間59分。ギリギリですが何とか時間内完走できました。

写真はゴール直前のもので,韓国人の友人からもらいました。

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僕の隣にいるのも韓国人のランナー友達,パク・ヒョソクさんです。最後はペースを落として僕と一緒にゴールしてくれました。

本当に心に残る大会でした!

鯖街道ウルトラマラソン,走って来ました

鯖街道ウルトラマラソンという大会を走って来ました。
福井県小浜市から京都の出町柳まで,かつて魚介類を運搬するルートだった鯖街道というところを77キロ走るマラソン大会です。
一部,山越えがありますという話は聞いていましたが,体感的には半分くらいが未舗装の山道,残り半分が普通のロード(アスファルト道)です。
私は,薄底のシューズにゆるくヒモを締めるというウルトラマラソン仕様で臨んだため,石がゴロゴロした不整地は全く走れませんでした。
また,トレイルランニングをしている人は,獣道のようなところを颯爽と駆けていき,下りは天狗のようにピョンピョンと跳びはねて行くのですが,私は,運動神経が鈍くてそれが全然できませんでした。
序盤の不整地で膝をひねったこともあり,不整地と山道の下り坂は全て歩きました。風邪を引いていて,本当にしんどかったのですが,人間,不思議なもので「チキショ~,また石ゴロゴロ道かよ~。」とか「もう絶対こんな大会でないぞ~。」とか,ネガティブ言葉を散々吐くと,何とか前に進められるもんですね。
途中,私設のエイドも多く,本当にたくさんの人にお世話になりました(ウルトラマラソンは,人の優しさの原点に触れられる機会と思っています!)。
記録は8時間31分でした。走り終わったら,参加証として焼き鯖をまるごと1本もらいました。家に持って帰ったら,青魚好きの家内が大喜びしてくれたのが嬉しかったです

奥熊野いだ天ウルトラマラソンを走って来ました

4月27日,和歌山県で行われた奥熊野いだ天ウルトラマラソンを走ってきました。
日は、晴天で暑くなるかと思ったのですが、日陰も多く涼しい風にも助けられました。

この大会は奥熊野の美しい自然と現地のボランティアの方の優しさに存分に触れることができ、感動と感謝の気持ちが100キロの間全く絶えないとてもいい大会です。

一部の人には宣言していましたが、今回は記録を狙って最初から頑張りました。

タイムは8時間21分で、なんと3位入賞!表彰式でいただいたメダルも木札もカッコいい〜!
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最後は大会を運営している関会長と写真を撮ってもらいました。関会長,そしてボランティアの皆さま,住民の皆さま,本当に,本当にありがとうございました。来年も絶対に参加します。
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別大マラソン走って来ました

2月3日に行われた別府大分毎日マラソンを走って来ました。
テレビでは中本選手と川内選手のデットヒートが映されていたようですが,私は,そのはるか後方をえっちらおっちらと走っていました。

今年で3度目の別大マラソン。
コースの走り方やペース配分も随分分かってきたので,2時間45分前後を狙って,計画的に走っていました。
しかし,現実は甘くありませんでした。
これは行けるかな,と思った25キロ付近で左足のふくらはぎがピリピリと痙攣し始め,その後は右足,次は太腿の裏側と,次々に痙攣をし始めて,ごまかしながらの走法に変えるしかありませんでした。

「足がつりながら走れるのか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
サッカー選手などは,試合の終盤で倒れ込んで足を伸ばしたりしているのですが,マラソンは,一気にあそこまで行くことはありません。少しずつつり始めて,我慢しながら走っているとしばらくは元に戻るものの,しばらくするともう少し強くつってくる,というのの繰り返しです。
昨年の福岡国際マラソンの終盤で,藤原選手が足をつって躓きそうになったことがありましたが,あんな感じで何度も躓きそうになりました。途中,沿道で私のゼッケン番号を呼んで,「がんばれ?」と声を掛けてもらえたのが嬉しかったです。

水分補給はきちんとできていて,また痙攣対策に塩飴をゼッケンの裏に貼付けてなめていたのですが,痙攣は少しずつですがひどくなるばかり。多分,レース直前が結構忙しくて,睡眠不足の中,ジョギングをしたりして体調が万全でなかったのが原因と思います。

35キロ過ぎからは,マラソンというよりは修行の世界で,気合いで足の痙攣を抑えるので精一杯です。足がつって足先が伸びてしまわないよう,足が地面に付く瞬間にぐっと押しつけて一瞬だけ足を伸ばしたりもしました。

記録は,2時間50分9秒。
目指していたタイムよりは5分遅くなってしまいましたが,途中で足の速い選手も結構足がつって歩いている人がいたので,最後まで歩くことなく完走したので,そこは自分を褒めたいと思います。

全力疾走できなかった今年の別大。
まだモヤモヤしたものが残っていますので,次の大会でぜひリベンジしたいと思います。

応援して下さったみなさん,本当にありがとうございました!

別大マラソンに向けて

今度の2月3日に,人生3度目の別府大分毎日マラソン(通称別大マラソン)に参加します。

1度目は風邪のため脱水症状になり,ゴールしたものの意識がなく医務室に運ばれてしまいました。2度目の昨年は,コンディションもよく,最後まで粘り強く走ることができました。
3度目の今度は,どんな大会になるのでしょうか。


昨年からコツコツと練習を積んできましたが,秋に風邪を引いたり,年末にノロウィルスにかかってしまったりして,今回はあまり順調に練習ができていません(汗)。


今日は,夕方に仕事を切上げて,大阪城公園を30キロ走って来ました。
さすがにこの時期,寒いので夜になるとランナーの数は激減します。
しんしんと冷える中を黙々と走ると自分の内面が見えてくるような気がして,私は結構好きです。


今年は昨年ほどの記録を狙うのは難しそうですが,最後まで諦めずに頑張りたいと思います。

春川(チュンチョン)マラソンを走ってきました

春川マラソン,走ってきました!
心配していた雨も降ることがなく,政情も問題なく,秋晴れの中でのレースでした。

アップダウンの厳しいコースでしたが,事前に攻略法を考えていたおかげで上り坂はうまくクリアしました。しかし,30キロ過ぎに足がつってしまい,その後はペースダウンしてゴマカシながらのゴールになってしまいました。

記録は2時間51分1秒(写真の掲示タイムはエリート選手のスタートから計測しているものです。)。狙っていた自己ベスト更新はできなかったのですが,約2万人参加者がいる中で24位の記録ですし,紅葉の中を終始楽しく走れたのでよしとします。

春川マラソンは今年で2度目ですが,走りながら自然に溶け込んでいくような感覚が気に入っています。
来年も絶対に出たいと思う大会です。

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春川国際マラソン(心配ごと)

今週の日曜日に,韓国の春川市で行われる春川国際マラソンに参加する予定です。

日本ではあまり知られていませんが,韓国では歴史と由緒のある大会です。昨年も出場したのですが,「秋の伝説」らしく,紅葉の中を走る大会で,途中タフな坂もありますが,走り応えのあるレースです。

ただ,週間天気予報が雨で,当日も濡れながらのレースになりそうです。
また,報道によれば,脱北者支援団体が北朝鮮体制非難ビラを撒いた関係で,北朝鮮当局が「無慈悲な軍事的攻撃」を予告しており,自走砲の準備をしていることもちょっと気になります。

とはいえ,待ちに待った今秋最初のフルマラソン。元気いっぱいに走って来ます。

写真は,昨年の春川マラソン翌日の朝鮮日報です。スタート時のランナーの中に,私がチラッと写っていました。

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別府大分毎日マラソン走ってきました!

2月も今日で最後となってしまいました。
今年は特に時間が経つのが早く感じます。
と言い訳のような話から始めてしまいましたが,2月5日に参加した別府大分毎日マラソンの報告を書いていませんでしたので,簡単にお話しします。

「そんな話遅すぎまっせー。」とか言わずに,優しい心で読んで下さいね。

昨年は,風邪と給水失敗のせいで脱水症状になり,意識を失って医務室に運ばれた別大マラソン,今年は,2週間ほど前に軽い風邪を引いてしまいましたが既に全快して体調も十分です。

前日に別府入りして,うみたまごという水族館のイルカショーや高崎山の猿を見学し,観光モードは終了。夜ご飯はとり天と団子汁で栄養補給も十分です。

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当日は,曇っているものの去年のような海風はなく,絶好のコンディションでした。

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スタート地点に着く直前に猫ひろしさんを発見。想像していた以上に小柄な方だったのですが,凄いスタミナが秘められていました。

号砲が鳴って,今回は冷静に予定した3分55秒前後でタイムを刻んでいきました。
昨年も通った別府の街をあっという間に折り返し,気づいたら昨年体調が悪くなった別大国道でしたが,今年は風がほとんどありませんでした。

大分市内へ入っていくこの辺りから去年はほとんど記憶がなかったのですが,今年は,その忘れ物を一つ一つ拾っていく大会と思って参加しました。
周りを見て,「こんなところだったのか。」と思うこともありましたし,「あっ!この風景覚えている。」と無意識層の奥に沈んでいた記憶が突然蘇ったりと,辛かったというよりは本当に楽しかったです。

最後は少しバテましたが,大分市営陸上競技場へゴール!
競技場へ入った瞬間は,去年のことを思い出して涙が止まりませんでした。

o_255a68c15a160a8d40e0b1185162fcc2c25cde37.jpg今年は見事にリベンジを達成することができ,記録も2時間47分と自己新記録を大幅に更新することができました。

完走タオルに刺繍をしてくれるサービスがあるのですが,あまりに私が嬉しそうな顔をしていたのか,刺繍をして下さった男性の方もニッコリ微笑みながら「来年も絶対来て下さいね!」と言ってもらいました。
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フルマラソンの楽しさを再認識した大会です。
これからも記録更新を目指して精進したいと思います!

別大マラソンに行ってきます!

今週の日曜に大分県で別府大分毎日マラソンがあります。
去年,私が脱水症状になり,意識がない状態でゴールしてそのまま医務室に運ばれた大会です。

今年もエントリーしています。

福士加代子選手が4年前の大阪国際女子マラソンで同じような脱水症状になり,転びながらゴールしたリベンジとして,今年の大会に出られてましたね。

福士選手とは全然レベルが違いますが,私も思うところは同じ。去年の失敗や弱点を克服するために練習を積み重ねてきました。

何よりも,去年は意識のない中で走ったため,コースの最後の方は全く記憶がないので,そのコースをもう一度走れるのがとても楽しみです。

仕事が忙しいので限界がありましたが,この1年間,自分なりにやれることはやってきたと思います。日曜は,その全てを出し切って,笑顔で大分市営陸上競技場に帰ってきたいです!

高槻国際ハーフマラソンに出場しました

1月22日,大阪の高槻市で行われた高槻国際ハーフマラソンに参加しました。

年末年始にキッチリと走り込めて,調子がいいので好記録を狙えると思っていたのですが,前の週あたりから仕事が忙しくて体調を崩し,少し風邪気味の中でのレースになってしまいました。

少々熱もあったのですが,スタート地点でお腹が痛くなり,トイレに行こうかとも思ったのですが,スタートに間に合わなくなるといけないと思い,我慢して走ったのが失敗でした。

2,3キロ走ったころにお腹が痛くなり,我慢できなくなってきます。スピードも落ちてきて,冷や汗も出るので,仕方なく仮設トイレに駆け込むという情けないレースになってしまいました。

その後もお腹が微妙に痛かったのと,風邪で無理をした昨年の別府大分の教訓から,無理をせずに完走狙いに切替えて走りました。

この大会では,元陸上選手でソウルオリンピック男子マラソン4位の中山竹通さんがゲストランナーで走られていたのですが,マラソンの途中で中山さんにお会いし,走りながら握手して頂いて(中山さんは足を痛められたらしく,痛そうな顔をされていたので,大迷惑だったと思いますが),私も大興奮・大満足。

マラソン後も中山さんにお願いしてツーショットで写真を撮らせて頂きました。尊敬する中山さんを生で拝見できるのが今回のマラソンの1つの目的だったのですが,こんな間近でお会いできて,本当に嬉しかったです。

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別府大分毎日マラソン その後

別府大分毎日マラソン,競技場のトラックまで来てリタイア。
私にとっては辛い事実で,翌日の月曜日になってから涙がこみ上げてきました。

私の手と足と顔には転んだときにできた擦り傷だけが残りました。

しかし,私が所属しているランニングクラブの方々から励ましのメールを頂き,少しずつ元気を取戻すことができました。

来年までにどこかの大会で2時間50分を切って,もう一度別大マラソンに参加してやる,次回は笑顔でゴールラインを越えてやる,ようやくそう思えるようになりました。

そうやって元気を取戻した木曜日,弁護士会の消費者保護委員会の仲間と食事をしたときに,友人の弁護士から「別大,完走したんですね。途中までよかったのに,35キロからガクンと落ちちゃいましたね。」と言われました。

何のことか分からなかったのですが,よく聞いてみると,別大マラソンのホームページに各選手の記録が掲載されており,私も完走扱いになっているとのこと。

慌ててスマートフォンでホームページを確認したところ,たしかに私は完走したことになっていました。
驚きです。

その晩,競技場のスタンドで見ていてくれた妻に確認をしたところ,
・ヨロヨロしながら競技場に入ってきて,何度か転んだが,ゴール20メートルのところで転んでしまい,立ち上がれそうになかったので,慌てて観客席を降りて医務室に向かった。
・しばらくすると私が運ばれてきて,肩にはタオルが掛けられていたが,医務室の方がもう一枚タオルを掛けてくれた。
・だから当然気を失ってリタイアしたものと思っていた。

何と!
私には全く記憶がないのですが,ヨロヨロになりながらゴールしていたようです。

私の記憶の中では,競技場で転んで意識を失い,リタイアしたものと思っていたので,その後,悔しくて別大マラソンのホームページを見ることができず,妻が撮った写真も見られませんでした。

改めて写真を見ると,たしかに意識朦朧とした私が競技場を走っていました。

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最後には,止まってしまっています。

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多分,この後ぶっ倒れて,妻は慌てて医務室まで来てくれたんでしょう。

ホームページには,たしかに私が3時間18分で完走したことが掲載されていました。

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35キロくらいまでは結構いいタイムで来ていたのですが,最後の2キロはなんと20分以上も掛かってしまっています。

私が付けていたGPS腕時計も,私がゴールラインを越えたことを記録してくれていました。

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体調不良をおしてマラソンを走り,結果が出なかったのは残念ですが,途中まではいいタイムで走れましたし,最終的に完走できたことは自分の中では誇っていいのかな,と思うようになりました。

ゴールラインを越えて私の肩に掛けられた(であろう)記念タオルは,ずっと大事にしたいと思っています。

別府大分毎日マラソン参加しました(4)

頑張って気力を振り絞りながら走ったのですが,30キロを過ぎた辺りから力が出なくなりました。

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すごいタイムの落ち方です。

原因が分からないのですが,指先が痺れてきて,意識も少しずつ薄れてきます。
これまでにもフルマラソンの後半でバテて疲れが出たことは経験したのですが,それとは違うしんどさです。

35キロ付近で妻が待っていてくれて,大声を掛けてくれたのですが,私は全く気づくことができませんでした。

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37キロからは,キロ6分台。ジョギングペースです。
後ろからどんどん選手に抜かされるのを惨めに思いながらも,どうすることもできません。
薄れゆく意識の中で,「絶対完走してやる。完走記念タオルを必ずもらって帰ってやる。」ということだけを考えて走っていました。

40キロを過ぎた辺りで,両足がひどい痙攣に襲われました。
痺れたり,つったりするのとは違い,痙攣で両足がガクガクするので,つまづいて転んでしまいました。
必死に立とうと思うのですが,なかなか立てません。

周りから「大丈夫ですか!」とか走っている選手から「棄権した方がいいぞ。棄権しなさい。」という声が飛びます。

何度か転んで,手や顔をすりむいたのは覚えているのですが,その後,立ち上がって足をもつらせながら走ったようです。

その後はほとんど記憶がありません。
ただ,薄れゆく意識の中で,何度か足がもつれて転んだのを覚えています。

気づいたら競技場のトラックまで来ていたのですが,審判員の方が私に対して大声を出しているのが聞こえて,大きく転んだところで私の記憶は途絶えています。

目が覚めたら競技場内の医務室に横たわっていました。
私の横には妻が心配そうな顔をして立っており,血圧を測られたり,靴を脱がされたりしました。
しかも,私の体を見ると,完走記念タオルが2枚掛けられています。
寒かったので,医務室の方が2枚掛けてくれたんだろうか。

結局,脱水症状から来るナトリウム不足や低血糖で痙攣や意識喪失をしてしまったようで,医務室で少し休んで体をさすってもらい,お湯やスポーツドリンクをもらうと,立ち上がれるようになりました。

競技場スタンドの出口近くにある階段に座って少し休憩をしていると,完走した人たちが肩に記念タオルを掛けて,嬉しそうに話しをしているのが見えました。

それを見て,ゴールラインを越えていないことに気づき,ハッとしました。
慌てて,妻に「僕,そういえば完走してない。」と言うと,妻は,「もういいよ。十分頑張ったよ。」「タオルももらったし,これで完走したことにしとこうよ。」と言って,私を慰めてくれました。
その言葉で,私が完走できなかったことを悟りました。

結局,妻に荷物を取りに行ってもらい,大分駅行きのバスに乗って,そのまま大分空港へ向かいました。

私が胸を躍らせて参加した別府大分毎日マラソンは終わってしまいました。

別府大分毎日マラソン参加しました(3)

号砲と共に,集団が一斉に動き出します。

私は,後ろの方からのスタートだったのですが,記録を狙っていたこともあり,前にいる選手を少しずつ抜いて,前に出ようとします。
ただ,足首が痛くて,思うように機敏な動きができません。
ゆっくり,我慢しながら集団がほぐれていくのを待ちます。

別府大分毎日マラソンのコースは,こんな感じです。

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別府大分毎日マラソンホームページより。

うみたまごを出て,別府市内に向かい,そこで折り返します。

1キロほどして,集団が少しずつばらけてきたと思ったころ,あれっと思いました。
相変わらず右足首は痛いのですが,我慢して走れば,何とかなりそうです。
前の選手を抜くのに横移動するのもちょっときついですが,ゆっくり移動すれば大丈夫。

これなら完走できるかも知れない。
そう思って,当初予定していたペースでタイムを刻んでいきました。

私が持っていたGPS付き腕時計が記録した私のタイムです。

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1キロ毎にラップタイムが計測されています。
最初は団子状態でしたが,その後は,3分後半から4分前半を刻みながら,淡々と走っていきます。

昨日,歩き回った別府北浜の繁華街付近を通りましたが,感慨に浸る暇もありません。

うみたまごまで戻ってくると,いよいよ別府湾を左手に見ながら大分市内に向かいます。

ところが,この直後に異変が起きました。

別府湾から風が吹き始めました。
それほど強い風ではないので,少しペースを落とせば十分走れるのですが,私は,この風を受けて寒気がしてきました。

スタート時には快晴だったので,手袋やアームウォーマーをしなかったのですが,風邪気味だったので防寒対策は十分しておくべきだったと,このとき後悔しました。

しかも,まだ疲れているというほどではないのに,少しずつ後ろの集団から抜かれ始めます。

25キロあたりからズルズルとペースが落ちてきました。
この時点で,2時間50分を切るという甘い目標は諦めて,3時間以内にゴールという新たな目標を設定して走ることにしました。

別府大分毎日マラソン参加しました(2)

2月6日当日,朝はゆっくり起きて朝食をとった後,スタート地点である「うみたまご」という水族館へ向かいます。
宿泊していたホテルのすぐ近くからシャトルバスが出ていたのですが,選手しか乗ることができず,妻と2人で来ていた私は,タクシーに乗ってうみたまごに行きました。

タクシーの運転手さんに「頑張って下さいね。」と声を掛けてもらったのが嬉しかったです。

うみたまごは,別府湾に面した場所にあり,海岸から別府市内を一望できます。

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写真では分かりづらいですが,本当に美しい!

周りには,本当に早そうな人ばかりです。

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私もランニングシャツに着替えて,準備万端です。

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と言いたいですが,ウォーミングアップをしたら,やはり右足首が痛い。
我慢すれば何とかなるのですが,右足にうまく力が入りません。

また,少し走っただけで,普段の倍くらい汗がでます。
風邪が治りきっていないのでしょう。


とにかく,何があってもこれには乗りたくありません。

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何とか完走したいのが本音ですが,体調はどうにもなりません。特に,足首の痛みがひどくなったら,棄権しようと心に決めました。

午後11時50分,スタート地点には,2000人の参加者が並び,私がいる位置からも,先導の白バイやテレビの放送車両が見えました。

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これまでに参加してきた市民マラソンとは,少し雰囲気が違います。

正午,凄い緊張感の中,レースはスタートしました。

別府大分毎日マラソン参加しました(1)

2月6日,大分で行われた第60回別府大分毎日マラソン(別大マラソン)に出場してきました。

このブログでも紹介しましたが,今年は,記念大会ということもあり,参加資格が緩く(ベスト記録3時間30分以内),去年の3月にソウル東亜国際マラソンで出した3時間15分という記録で私も出場することができました。
日本でも伝統のあるメジャー大会に,私のような一般の市民ランナーでも参加できるというだけで大興奮です。
この大会で,例年の別大マラソンの参加資格である2時間50分を切って,来年の出場切符を手に入れたいと,去年から照準を合わせて練習をしてきました。

毎朝,6時に起きて近所にある川沿いの歩行者専用道路を走るのですが,いつも追い込み練習で必死の形相をして走る上,練習が終わった直後は,川に向かって吐きそうな顔をしてハーハー言っているので,近所の人には気味悪がられたりしたかも知れません。

と・に・か・く,
週末は休暇を頂き,土曜日に別府入りしました。
午前中に別府に到着し,その後はゆっくりと地獄巡りです。

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赤い温泉,青い温泉,地獄のような雰囲気が漂うものの,本当にきれいで楽しめました。

夕方には,別府コンベンションセンターで選手受付です。
周りの選手は,みんな本当に早そうです(^^;)。

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夕食に大分名物のとり天を食べて,後は,明日のマラソンのスタートを待つばかりなのですが,ここで実は大きな問題がありました。

実は,先週から引いてしまった風邪が治りきっておらず,また,風邪から出るウイルス性のものだと思うのですが,右足首が痛くて,走れる状態ではありませんでした。
1週間くらい前からは,走ると足首に激痛が走るので,1キロ6分とか5分50秒とかでジョギングするくらいしかできなかったのです。

週末直前まで,大分に行くのも諦めようかとも思ったのですが,せっかくの別大だから,スタートラインに立ってから棄権しようと思い,「絶対諦めない!」をスローガンに大分入りしたんです。

夕食後,ホテルの近くを少し走ってみたところ,風邪も大分よくなり,足首も少し和らいだとはいえ,痛みが残っており,全力疾走はできませんでした。
「明日はダメかなぁ。棄権するにも10キロくらいは走れたらなぁ。」という少し残念な思いを抱きながら温泉につかり,床に就きました。

秋のマラソン大会(2)

秋のマラソンといいながら,ブログの更新を怠っている間に冷え込みの厳しい冬本番となってしまいました。

11月23日に私のシーズン第2戦となる福知山マラソンに参加してきました。

この福知山マラソンは,20年前から行われている伝統ある関西屈指の人気大会です。

いつもお世話になっている友人のAさんと一緒に専用バスで福知山へ行き,そこでTさん,Kさん,もう1人のKさんと私が「監督」と呼んでいるOさんと合流しました。

福知山は小さな街ですが,とにかく応援がすごく,ボランティアの方々からも「おもてなしの心」を感じました。人気大会と言われるのも納得できます!

レースの方は,街の中心部を通ったのち,微妙なアップダウンのある由良川沿いを延々と走ります。

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秋の紅葉がきれいです!

途中,私設エイドでおにぎりを提供されている方がいらっしゃいました。
横目で見たおにぎりがとてもおいしそうだったのですが,私は,記録を狙っていたため,ひたすら我慢して走ります。

最後は,福知山マラソン名物の上り坂があります(1キロ近くあるのではないでしょうか。)。

ここで私の前を走っている人は,みんなヘバッていました。
私も気持ちが折れそうだったところ,沿道から「頑張れ!出し切れ!ここで出し切った位では死ねへん!」という大声が聞こえ,大変心に響きました。

よく考えてみれば,こんな風にゲキを飛ばされたのは,高校の部活以来ではないかと思います。
社会人になって,それなりに年を取ると,こんな言葉をかけてくれる人もいなくなったなぁ,ありがたいなぁと思いながら,限界が近かったのですが,最後の力を振り絞って,坂道でへばっている人を何人か抜いてゴールしました。

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記録は,2週間前に走った中央ソウルマラソンより少し悪かったのですが,3時間を切ることができました。

心に残る大会になりました。

福知山マラソン事務局の方々,ボランティアの方々,福知山市民の方々,本当にどうもありがとうございました。

赤羽選手優勝おめでとうございます!

1月30日,大阪国際女子マラソンがありました。
この日,大阪ハーフマラソンという一般市民向けの大会もあり,私が所属しているランニングクラブのメンバーもこぞって参加していたので,現場まで応援に行きたかったのですが,風邪を引いてしまったので,断念。
仕方なく自宅で女子トップ選手の走りをテレビで観戦することにしました。
(クラブの皆さん,すみません。)

結果は,皆さんご存じのとおり,私が応援している赤羽有紀子選手が貫禄の優勝でした!!

放送にもありましたが,昨年はレース途中で足を痛めて無念の棄権(というか,最後まで走ろうとする赤羽選手を周平コーチが「もういい!」と言って止めた。)でしたが,今年は,リベンジすることができ,念願のフルマラソン初優勝を獲得しました。

コースがフラットな割に,今年は気温が低く風が強かったため,記録は今ひとつだったということですが,赤羽選手の走りからすれば,コンディションがよければすごい記録がでたんだろうなあと思います。

それにしても赤羽選手のランニングフォームは美しいです。
私とは体格が違いますが,見ているだけで大変勉強になりました。

とにかく,赤羽選手,優勝おめでとうございます!
この調子でロンドン五輪まで突っ走って下さい!

秋のマラソン大会(1)

11月から3つのマラソン大会に出場しました。

まず第1戦目は,中央ソウルマラソンです。

11月7日,ソウルで中央日報社主催の中央ソウル国際マラソンがありました。

昨年もこの大会に出たのですが,フルマラソンというものをよく分からず練習不足のまま参加したため,大きな痛手を負ってしまった(マラソン中に足を痛めた上,2週間くらい体中の痛みが取れませんでした。)大会です。

今年はリベンジしようと,早朝練習を繰り返して臨んだ大会です。
真剣にサブスリー(3時間以内にゴール)を狙います!

前回と同様,チャムシル競技場がスタート&ゴールです。

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がんばるぞ?!

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今大会のスポンサーは,ニューバランスでした。こんなキャラクターがあちこちにいたので,一緒に記念撮影しました。

 

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去年は,観光気分で参加したのですが,今年は真剣モードだったので,マラソン中は,あまり周囲の景色を見る余裕はありません。ただただ,時計を見ながら黙々と走ります。

30キロを超えたころから疲れが出てきて,辛いのと楽なのが5分間隔くらいでやってきます。しんどいときに辛抱し,体が楽になったときにペースアップするのを繰り返します。

マラソンは,人生の縮図だなぁと思いました。

長かった42.195キロが近づき,ゴールは目の前です!今回は,最後の力を振り絞ってラストスパートできました。

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記録は,2時間55分1秒。目標としていた3時間を切ることができました!

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見事,去年の雪辱を果たしました!

周囲の人に「サブスリーを狙っているんです」と言っても本気にされなかったのですが,黙々と練習を続けた成果が出ました!
とても嬉しかった瞬間です。

お土産と完走メダルをもらいました。

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次は,11月23日の福知山マラソンです。

和歌浦ベイマラソンに参加してきました

今日は,和歌山市で行われた和歌浦ベイマラソンwithジャズに参加してきました。

朝9時半スタートのため,6時過ぎに家を出たので,眠かったです(^^;)。

このマラソンは,和歌浦の風光明媚な海岸沿いを走るハーフコースだったのですが,走り始めてしばらくすると,雑賀崎という坂のきついところを登らなければならなくなります。

ここも景色が美しいところなのですが,視線は前のアスファルトから移すことができず,景色を見る余裕は全くありませんでした。

途中で投げ出したくなりましたが,沿道の声援に助けられながら,何とかゴールのポルトヨーロッパまでたどり着きました。

タイムは,1時間26分26秒と,目標にしていた1時間30分を大きく切ることができました。

次の大会は,11月のソウル中央マラソンです。

昨年は,フルマラソンの厳しさを知らないまま参加して,大変な目に遭った大会ですので,今年はきっちりリベンジしたいと思います。

 

別大マラソン

10倍近い倍率の来年の東京マラソンですが,申込みをしていたものの,昨日,東京マラソン事務局から落選の連絡がありました。

やはり東京マラソン人気はすごいです(^^;)。

代わりに,インターネットで別府大分毎日マラソンが参加受付中というのを見つけたので,早速申し込んでしまいました。

昨年まで男子のみの大会で,世界陸上の選考も兼ねているすごい大会だったようですが,今年は,女子も含めた一般参加を認めるようになったようです。

それでも制限時間は3時間30分!

結構厳しい本気モードの大会です。

しかし,これまでテレビで見ていた雲の上のような大会に,レギュレーションが変わったとはいえ,参加できるというのは夢のような話しです。

来年の2月6日のスタートが今から楽しみです。

大阪城公園を走りました

先週の金曜(9月24日)の夜,友人のAさん,Mさん,そして当日飛び入り参加したOさん,Kさんと5人で大阪城公園をランニングしました。

私も含めて全員,11月に行われる福知山マラソンに参加する予定で,そのための練習会です。
http://www.f-marathon.gr.jp/
   ↑↑ 福知山マラソンのホームページです。

大阪城公園を走るのは,これが2回目なのですが,ライトアップされた大阪城がとてもきれいで,爽やかな気持ちで走ることができます。

金曜の夜だったせいか,市民ランナーの人が思ったよりたくさんいました。

Oさんの指導の下,1時間かけて外周コースを3周走りましたが,終わった後はとても気持ちよかったです。

その後,森ノ宮駅の近くの焼き鳥屋で一杯やりました。

いつもは1人で走っているのですが,やはり仲間と一緒に走ると楽しさが違います。

突然の残業で参加できなかったTさん,残念でした。今度こそ一緒に走りましょうね!

東亜ソウルマラソン完走しました!(2)

東亜ソウルマラソンの更新が大変遅くなってしまいました。
これからマラソン当日のことを綴りたいと思います。

当日のスタート地点は光化門という観光地です。

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早朝からすごい人です。

荷物を預けて準備運動をしましたが,この日は朝の気温が氷点下で,他の参加者は,長袖やアームウォーマーを付けています。
ビニールのゴミ袋を持ってきて,すっぽりかぶっている人もいます。

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とにかく体を動かしていないと寒い寒い。
(結局,マラソン中は気温が4度くらいまでしか上がらなかったそうです。)

今回は,記録を狙えるように(?),先頭の方に並びました。

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足の調子が悪く,本当に完走できるか不安に思いながらのスタートです。

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行ってきまーす!

今回のコースはこんな感じです。

 

2010big_intermap.jpg (東亜ソウルマラソンのホームページより)

走り出してしばらくの間は,右の太ももの痛みもなく,「これは行けるかな。」と思ったのですが,案の定,南大門を過ぎたあたり(1キロ地点くらい?)から,ちょっとピリピリしてきました。

「こんなところでリタイアしたくない!」と思っていたら,今度は靴紐がほどけてしまいました。
元マラソン選手の谷口浩美さんがバルセロナオリンピックで靴が脱げてしまったということがありましたが,何となくそのときの気持ちが分かったような気がします。

歩道で靴紐を締め直して,気を取り直して走ったら,なぜか,太ももの痛みも感じなくなっていきました。
これは行けるぞーっ!

ところが,25キロ地点くらいだったと思いますが,左の膝が突然「ガクン」となってしまいました。
私の後ろを走っていた人は「何が起こったんだろう」と思ったことでしょう。

右足をかばって走り続けたので,今度は左の膝の外側を痛めてしまったようです。

仕方がないので,左膝の外側に負担が掛からないよう,気をつけながら走ったら,何とか行けそうです。

もう一つアクシデントがありました。

30キロを超えたころに太もも,ふくらはぎの筋肉痛がやってきました。
まだ少し余裕があったのですが,ボランティアの人に塗り薬(サロメチールのようなもの?)をもらって足に塗りました。

この薬はとてもよく効いて,足の痛みがすっと引いていったのですが,手のひらに塗り薬が残っていたようで,次の給水のときに,水と一緒に塗り薬が口の中に入ってしまいました。

口の周りがエアサロンパスを吹きかけたようにヒリヒリします。

前回に引き続き,あとは根性だけで走り抜きました。

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チャムシル競技場に入ってきました。
ゴールは目前です。

走った後は前回よりも少し余裕がありました。

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一応立っていますが,膝はガクガクです。

記録は3時間16分でした。
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前回よりも大幅記録アップです。
次は2時間台(サブスリー)を目指したいと思います。

東亜ソウルマラソン完走しました!(1)

このブログでも何度か紹介していました,東亜ソウル国際マラソン大会が3月21日にあり,私も参加してきました。

この東亜ソウルマラソンというのは,国際陸上競技連盟(IAAF)がゴールドラベルの認定をしている由緒ある大会です。
ちなみに,日本では,びわ湖マラソンと東京マラソンがゴールドラベルの認定を受けています。

ソウルの観光地を走るのですが,アップダウンが少なく,記録が狙える大会だそうです。

私も前回の中央ソウルマラソンの反省を踏まえ,早朝と週末にトレーニングを積んできました。

以前にお話ししたとおり,無謀にも真剣に2時間台を狙って練習していたんですが,あまりに頑張りすぎて,2週間前に右膝を痛めてしまいました(;_;)。

何とか直して本番に臨もうと思う反面,焦ってしまって完全に直っていないのに1週間前に無理に練習を再開してしまったため,今度は太ももの裏側も痛めてしまいました。

その後はさすがに練習を控えましたが,膝の痛みは治まったものの,太もものハリがどうしても治まらず,結局本番まで走ることはできませんでした。

走り出して痛みがひどくなるようだったら棄権しようと心に決めて,とりあえず参加することにしました。

これが当日お世話になるゼッケンです。

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 前回の中央ソウルマラソンで4時間を切りましたので,私はBグループからのスタートです。
(ちなみにAグループは3時間30分以内。)

出張で秋田へ行ってきました

先週末のことになりますが,仕事の関係で一泊二日で秋田へ行ってきました。

私は最近,泊まりの出張があると,ジャージと運動靴を持って行って,その町を走るようにしています。

最近愛用しているサイトにJogNoteというのがあります。
http://www.jognote.com/top

その町にどんなジョギングコースがあるか検索できるので,とても便利です。

ちなみに,私が日曜の朝に走ったコースは,秋田市内を回る9.3キロのコースです。
http://www.jognote.com/jogmaps/3575

朝早起きするのが辛いですが,どのコースも走りやすくて走り出すととても気持ちよく,印象に残るランニングができます。

そういえばその前の週は,熊本でこんなコースを走りました。
http://www.jognote.com/jogmaps/15620

さすがに早朝から30キロ走ると,その後の研究会はお尻が痛くて辛かったです。

えっ,もちろん秋田でもきちんと仕事をして帰りましたよ。

大阪国際女子マラソン

1月31日に大阪国際女子マラソンがありました。

私は,用事をしていたので,チラチラとしかテレビを見られなかったのですが,冷たい雨の中,本当に大変なレースだったと思います。

優勝は,エチオピアのアマネ・ゴベナ選手。おめでとうございます!
日本人第1位の小崎まり選手もさすがですが,ラストランの小幡佳代子が終始にこやかな表情で完走し,5位入賞されていたのがとても印象に残りました。

残念だったのは,私の大好きなママさんランナーの赤羽有紀子選手が途中までレースを引っ張っていたものの,38キロ地点でリタイアしてしまったことです。
赤羽選手のブログによれば,大会の2週間前に膝を痛め,それをかばいながら走ったので,別の筋肉を痛めてしまったとのことです。

顔を歪めながら走り続ける赤羽選手を見て,「最後まで赤羽選手のランを見たいけど,足を痛めないうちに一刻も早くやめて欲しい。」と思っていました。
実際,ご主人さんでコーチの赤羽周平さんは30キロ過ぎから沿道で,「痛いならやめろ。」と声を掛けていたそうですが,赤羽選手は走ることをやめず,結局周平コーチが車で追いついた38キロ地点で赤羽選手を抱きかかえるように制止され,レースを終えました。

周平コーチは,赤羽選手のブログでこのように綴られています。

http://ameblo.jp/redwing36/page-1.html#main

『やめろ』と声をかけたくらいでは止まれない状況でした。恐らく多くのランナーが同じかと思います。
覚悟を決めて走り出した選手達は簡単には止まれない。今回そのことが良く分かりました。
止めるには、直接選手へ手を出して止めるしかないのです。

赤羽選手が歯を食いしばって走る姿がよみがえってきます。
私は,今回の赤羽選手のランで,大切なことを学ばせて頂きました。

赤羽選手,今は怪我をゆっくりと治して,次回は絶対に優勝をして下さい!

中央ソウルマラソン完走しました!(2)

11月1日,マラソンは8時にスタートするので,5時前に起きました。

ホテルの近くの24時間営業の食堂で韓国風のり巻きを食べた後,地下鉄で蚕室スタジアム(ソウルオリンピックで使用したスタジアム)まで行きました。

すごい人の数です。
気持ちも盛り上がります。

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ランニングシャツを着ていますが,とても寒いです。

手荷物を預けたときに高校生くらいのボランティアの人から「完走して下さいね。」と言われて,妙に緊張してしまいました。


参加まであと少し。否が応でも緊張が高まります。

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なんか緊張しています。

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いよいよスタートです。前の方で花火が上がりましたが,私が並んでいる当たりはいっこうに動きません。
3分くらいしてから,ぞろぞろと歩き出しました。

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走り始めた当初はとても快調でした。

ソウルの蚕室周辺は,ほとんど行ったことがなかったため,走っていて目に入ってくる全てが新鮮です。

5キロからは給水ポイントなどがあります。トップアスリートの真似をして,水の入った紙コップをガバッと取り,走ったまま給水し,道路に紙コップを捨てます。
このころはまだ格好良く給水する余裕がありました。

20キロを過ぎて腕時計を見ると,1時間40分そこそこだったので,「これはすごい記録が出るのでは。」と思って1人でドキドキしていましたが,案の定,25キロ地点で足が止まりました。
太ももがしびれてしまって,思うように足が動きません。

考えてみると,私はこれまでトレーニングでも20キロ以上走ったことがなく,ここからは未知の体験です。

あまりに足のしびれがひどいので,「止めてしまおうか。」とも思いましたが,給水ポイントでボランティアの人たちが「ファイティン!」と暖かく声を掛けてくれたり,沿道で簡易ライブが行われていて,ポーカルのお兄さんが「ヒムネセヨ(頑張って下さい)」と言ってくれたりするのに勇気づけられ,とにかく頑張りました。

30キロを過ぎたら,後は根性です。
37,38キロくらいから足の感覚がほとんどなくなりました。

(こんなコースを走りました。中央ソウルマラソンのホームページより。)

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どんどん後ろからランナーに抜かれていきます。

最後は,蚕室スタジアムのトラックを一周してゴールインですが,感動している余裕は,全くありませんでした。

結局記録は,3時間50分。何とか目標は達成です。

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(中央ソウルマラソンのホームページより。)

20キロ付近までいいペースだったことがわかりますね。

終わってからは,こんな情けない姿でした。
(足つってます。しかも寒かったので,唇が紫色になっています。)

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最後は辛かったですが,振り返ってみるととても楽しく走らせてもらえたと思っています。
今回の完走で,すっかりマラソンの魅力にとりつかれてしまいました。

3月に「東亜ソウルマラソン」というソウル市内の観光地を回るマラソンがありますので,今度は,是非このマラソンにも参加したいと思っています。

中央ソウルマラソン完走しました!(1)

11月1日(日),ソウルで「中央日報」という新聞社が主催する「2009中央ソウルマラソン」が開催されました。
以前にもブログでお話ししていましたが,私もこのマラソンに参加してきました。

この「中央ソウルマラソン」は,韓国3大マラソンの1つと言われ,毎年2万数千人のランナーが参加するビッグイベントです。

私にとっては初のフルマラソン(もちろん,ハーフマラソンも含めて,マラソン大会に出たことはほとんどありません。)で,仕事が忙しくなかなか練習の時間が取れなかったのですが,「4時間以内完走」を目標に準備をしてきました。

前日のソウルは,前線の影響で雨でしたが,江南のオリンピック公園の近くにあるホテルまで,マラソン参加キットを取りに行きました。

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ホテルでキットを開いたら,記念シャツ,ゼッケン,確認用電子チップ,パンフレットが入っていました。

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私のゼッケンです。

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パンフレットには,参加者として私の名前も書かれていました。

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日本人の参加者も何人かいました。

私はマラソンが初めてでよく分からなかったんですが,電子チップを使ってチェックポイントを通過したかを確認するんですね。

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前日から盛り上がってしまいました。
明日は本当にどうなることやら。

中央ソウルマラソンに参加します!

以前にブログで「来年のソウルマラソンに参加します」と書いたのですが,よく調べると,ソウルマラソンに参加するためには,今年の11月末までに5時間以内に国内外のフルマラソンを完走した証明書が必要なことが分かりました。

私は,フルマラソン未経験者なので,このままではソウルマラソンに参加できません・・・。

これからの日本のフルマラソン大会を検索してみましたが,今年の11月末までに開催されるフルマラソン大会で私が参加できそうなものがありません。
(9月に秋田県でマラソンがあるようですが,まだ暑い時期なので完走する自信がなく却下。)

ところが,ネットサーフィンをしていると,ソウルで秋にフルマラソンの国際大会があるのが分かりました。

中央日報という新聞社が主催するマラソンで,11月1日(日)に行われます。

 ↓↓↓  中央マラソンのホームページはこちら  ↓↓↓

http://marathon.joins.com/index.asp

このマラソンは,蚕室競技場を出発して江南周辺を走りますので,それほど観光名所は通りません。

それでも,海外でマラソンデビューすることになるので,今からとても楽しみです。

ネットで簡単に申込みができるので,私は既に申込みをして,飛行機も押さえました。

あとは,練習あるのみです(^_^;)。

1年後の目標 ソウルマラソン完走

私は,週末に時間があれば近所のスポーツクラブへ行くことにしています。

韓流ドラマの俳優のような筋肉隆々になるべく,筋トレもしているのですが,最近は,ランニングも頑張っています。

毎回,ランニングマシーンを時速12kmに設定して,10キロを走るようにしていますが,結構しんどいです。
最初は,汗が流れるのが気持ちいいのですが,最後の方は,息も絶え絶えで,脂汗に変わっていくのが分かります。

でも,最後まで走りきると達成感があり,心も体もリフレッシュされますので,やめられません。

実は,最近,毎年3月にソウルマラソンというのが開催されていることを知ったので,来年は是非参加して完走しようというのを自分の目標の1つに加えました。

ホノルルマラソンやシドニーマラソンは,お金も時間も掛かってしまいますが,ソウルならば近いですし,普段は歩けない観光地の車道や漢江の橋を走ることができるんですよ。

調べたところ,3時間以内に完走すれば記念品をもらえるそうです。

女子マラソンの世界トップクラスが約2時間半であることを考えると,気の遠くなるような早さです。
ただ,最初から無理だと思ってしまうと進歩がなくなるので,とにかく記念品を目標にこの1年間トレーニングを続けたいと思います。

ちなみに,私は10キロ以上のマラソンを走ったことがありません(大丈夫かいな)。

プロフィール

吉岡康博写真

吉岡 康博(よしおか やすひろ)
大阪弁護士会所属

なにわ総合法律事務所
〒541-0053
大阪市中央区本町1-5-6 山甚ビル4階
TEL:06-4705-0325
FAX:06-4705-0328

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