鯖街道ウルトラマラソン,走って来ました
鯖街道ウルトラマラソンという大会を走って来ました。
福井県小浜市から京都の出町柳まで,かつて魚介類を運搬するルートだった鯖街道というところを77キロ走るマラソン大会です。
一部,山越えがありますという話は聞いていましたが,体感的には半分くらいが未舗装の山道,残り半分が普通のロード(アスファルト道)です。
私は,薄底のシューズにゆるくヒモを締めるというウルトラマラソン仕様で臨んだため,石がゴロゴロした不整地は全く走れませんでした。
また,トレイルランニングをしている人は,獣道のようなところを颯爽と駆けていき,下りは天狗のようにピョンピョンと跳びはねて行くのですが,私は,運動神経が鈍くてそれが全然できませんでした。
序盤の不整地で膝をひねったこともあり,不整地と山道の下り坂は全て歩きました。風邪を引いていて,本当にしんどかったのですが,人間,不思議なもので「チキショ~,また石ゴロゴロ道かよ~。」とか「もう絶対こんな大会でないぞ~。」とか,ネガティブ言葉を散々吐くと,何とか前に進められるもんですね。
途中,私設のエイドも多く,本当にたくさんの人にお世話になりました(ウルトラマラソンは,人の優しさの原点に触れられる機会と思っています!)。
記録は8時間31分でした。走り終わったら,参加証として焼き鯖をまるごと1本もらいました。家に持って帰ったら,青魚好きの家内が大喜びしてくれたのが嬉しかったです
投稿者 吉岡 康博 | 2014年5月20日 21:56