2018ソウル国際マラソン
今年もソウル国際マラソンを走って来ました。
2010年に初めて参加してから今年で9回目。
韓流好きの私が何となくマラソンに興味を持って走ってみたのがソウル国際マラソン。
こんなに長く走り続けるとは思いもしませんでした。
その後,時は流れて韓国人のランナー友達がたくさんでき,2017年には韓国内のペースメーカーのボランティア組織「光化門マラソンクラブ」にも加入しました。この間,ホントに色んな思い出がありました!
2018ソウル国際マラソン,スタート前の私。
うんうん,それなりに年を取ったがいい感じだぞ(笑)。
今年は光化門マラソンクラブで3時間以内(サブスリー)のペースメーカーをやらせて頂きました。
ペースメーカーというのは,マラソン中継に出てくるのと全く同じアレです。
決められたペース走り続け,周りのランナーの目標になって目標時間達成に導くのが任務です。
自分のための走りではなく,周囲のランナーに配慮した走りが求められます。
体力的のみならず精神的にもハードなマラソンでしたが,ゴール後の充実感は10倍でした!
記録は2時間58分。
ゴール後には記念のポカリスエットをゲット(ピンボケ残念)。
ところで,今回の大会でまた一ついい経験をすることができました。
スタート直後からずっと僕の横を走っているランナーが1人いたのですが,序盤で「Thank you!」と声を掛けられたので,英語で話しをしてみたところ,香港から来たランナーとのこと。
「韓国の大会で日本人と香港人が一緒に走るなんて,文字通り国際マラソンだよな~。」なんて言いながら,僕も彼のことをずっと気にしていました。
僕が周りのランナーを気にして給水ができないと,この香港人ランナーは,後ろから「ヘイ,ヤスヒロ!」と声を掛けてドリンクの入った紙コップをくれたり,バナナや体を冷やすためのスポンジを取ってくれたり。
国境を越えて助け合う心にホントに涙が出ました。
香港人の彼は無事にサブスリーを達成し,ゴール後に記念撮影をしました!
という訳で,今年も本当に素晴らしい経験をさせてくれたソウル国際マラソンでした。
ありがとう,ソウル国際マラソン!
来年も必ず来るからね~。
投稿者 吉岡 康博 | 2018年3月23日 22:01