吉岡さんの弁護士日記

なにわ総合法律事務所の弁護士 吉岡 康博がつづる弁護士日記

釜山を観光してきました。

大邱国際マラソンの翌日は,仕事のお休みを頂いて,釜山の街を少し観光してきました。

午前中にまず訪れたのは,甘川文化村というところ。急な勾配のところにカラフルな家がびっしりと建ち並んでいます。
急坂と階段ばかりのところで,観光するにはいいけれど絶対に住みたくないなと思いました。こんな街並を守っていくのは相当な力が必要ですね。

20150406_104951.jpg

次に行ったのはロッテモールというショッピングセンターの屋上です。
釜山には,釜山タワーという塔があり,てっぺんに登ると街が一望できるのですが,ここも負けていません。
しかもタダ(笑)。

20150406_135223.jpg

停まっている船に注目!船ってこんなにピッタリくっつけるもんなんでしょうか。

20150406_135138.jpg

あっという間に終わってしまった大邱・釜山滞在。
来年も行きたいです。

イスラエルへ行って来ました(5)  イスラエル版「青の洞窟」

イスラエル旅行に行ってから,はや半年以上経ってしまいました。
ブログの更新を怠っているうちに,いつの間にか季節は冬。

暑かったイスラエルを思い出しながら,イスラエル旅行のことを最後まで書いていきたいと思います。

皆さんは,イスラエルに「青の洞窟」があるのをご存じですか。
(イタリアのカプリ島というところにある「青の洞窟」は有名ですが。)

「青の洞窟」とは,洞窟内に海水が入り込んでいるのですが,日光が反射して洞窟内に入り,海が青く神秘的に光るというものです。

イスラエルを地中海沿いに北上すると,レバノンとの国境近くにローシュ・ハニクラという街があります。そのすぐ北にイスラエル版「青の洞窟」があるということで,カイザリアからレンタカーを飛ばして行ってみました。

レンタカーは,バスと違って時間を気にせず行動できるのでいいですね。

海がとてもきれいです!

DSC_0481.JPG


「青の洞窟」は崖を降りたところにあるということで,ロープウェイを使って洞窟の入口まで行きます。

DSC_0497.JPG


GROTTOSというのは,「洞窟」のことです。

DSC_0487.JPG

 

ここの「青の洞窟」は入口が開いていて,日光が直接入って来るため分かりにくいのですが,たしかに海が青く光っているように見えますね。

DSC_0493grotta.JPG


ちなみに,私が昔行ったイタリアのカプリ島にある「青の洞窟」は,こんな感じでした。

italia090.JPG
美しく神秘的な青です!ここは本家の勝ちでしょうか。

イスラエルへ行って来ました(4)  イスラエル入国について

ここでイスラエル入国について少し書きたいと思います。

イスラエルの玄関口は,テル・アビブとエルサレムの中間にあるベン・グリオン国際空港です(ちなみに「ベン・グリオン」というのは,イスラエルの初代大統領の名前です。)

夜10時に到着し,時差ボケで頭がボーッとしていたのですが,飛行機を降りた直後に声を掛けられました。
どこから来たか,とかイスラエルに来た目的は何か,とか一般的な質問ばかりだったのですが,飛行機を降りていきなり質問を受けたのは初めてで(私の人相が悪かっただけ?),イスラエルはセキュリティが厳しいんだなぁと実感しました。

空港を出るまでに目に飛び込んでくるのは,ヘブライ文字ばかりです。

↓↓↓ ヘブライ文字はこんな文字です ↓↓↓

DSC_0428.JPG

何も読めません。異国情緒たっぷりです(汗)。

入国審査では,どこの国でも通常パスポートにスタンプを押しますよね。
イスラエルも同じで,入国時に空港でスタンプを押されます。

PA290203.JPG

ところが,このスタンプがあると,イスラエルと国交のないアラブの国に入国できなくなるそうです。
イスラエルと国交のないアラブの国というのは,イエメン、サウジアラビア、シリア、クウェート、レバノン、イラク、スーダン、リビアだそうです。

ガイドブックを読んでみると,別紙にスタンプを押してもらった上で,最後にその紙を回収してもらうという裏技もあるようですが,紙をなくしてしまったり,間違って取り上げられてしまったりすると,適法に入国したことが証明できなくなりトラブルになるということも書かれていたので,ここは諦めてスタンプを押してもらうことにしました。

もし,レバノンやサウジアラビアに行くことになったら,パスポートをなくして(?)再発行してもらうことにします。

イスラエルへ行って来ました(3)  カイザリア

テル・アビブ観光をした翌日の朝,イスラエルを車で縦断しようとレンタカーを借りました。

イスラエルにも,ハーツ,エイビスといった世界的に有名なレンタカー会社があり,簡単に車を借りることができます。

イスラエルで運転をするのは,日本で運転経験があればそれほど難しくありません。
左ハンドル・右側通行ですが,乗っていればすぐ慣れます。
街の中心部は一方通行が多いですが,細かい地図をハーツでもらっていたので,問題ありませんでした。
標識は,ヘブライ語とアラビア語で表記されています。どちらも私にとって理解不能ですが,ほとんどの標識には下の部分に英語表記がありますので,これも問題はありません。

私が借りたのは,日本製のレガシーでした。

regasi.JPG
これから4日間,このレガシーに頑張ってもらうことになります。

テル・アビブから高速道路に乗ってカイザリア(Caesarea)という遺跡に行きました。

カイザリアは,テル・アビブの北約40キロのところにある地中海に面した美しい遺跡です。
紀元前2世紀には港町として栄えていたそうですが,その後,ヘロデ王がアテネに匹敵する地中海の玄関口を作ろうと大規模な街を作り,当時のローマ皇帝カエサルの名にちなんでカイザリアと名付けられました。


遺跡の中は緑がいっぱいです。

DSC_0465.JPG

 

海岸に沿って作られた贅沢な街で,当時,ここで優雅な暮らしをしたんだろうな,というのが想像できます。

DSC_0469.JPG


この野外劇場は,現在も夏の間に使用されているそうです。

DSC_0475.JPG

 

新約聖書によれば,使徒パウロがローマ宣教に旅立った基地だったそうです。
十字軍時代に要塞が建てられるなど繁栄したのですが,その後衰退し,街は放棄されました。
発掘・再建されるようになったのは,19世紀になってからだそうです。

時が止まって欲しい,と思うほど美しいところでした。

イスラエルへ行って来ました(2)  テル・アビブその2

テル・アビブには,世界遺産があります。

街の一角には,白い建物が多く建っている地域があります。
この一帯が「白い街」といわれるのですが,テルアビブの現代建築群として2003年,ユネスコの世界遺産に認定されました。
海岸線から少し行ったところにディゼンコフ広場というのがあるのですが,この辺り一帯に白い建物がたくさんあります。
なんでも,1920年末以降(とりわけナチズム台頭後),この街が発展する中で,同じような建築様式の建物が増えていったそうです。

あまりうまく撮れていませんが,こんな感じの真っ白な建物がいっぱいです。

P8090085.JPG

見た目はそれほど派手ではないのですが,白い清潔感ある建物が建ち並んでいるのは,心の安らぎを覚えます。

その後,市内にあるディゼンコフ・センターというショッピングセンターへ行きました。

イスラエルでは,ショッピングセンターのように人が集まる場所について,テロ対策のために必ず入口にガードマンがいて,セーフティチェックを受けなければ入場できないようになっています。
場所によっては,空港の手荷物検査のように金属探知機とX線チェックをするころもあります。
かと思えば,形式的に鞄を開けさせて,中身をのぞき込むだけ,というのも少なくありません。

私は,一眼レフの入った大きなカメラケースを持っていましたが,私が「カメラ」というと,「オーケーオーケー!」と言って,中身を確認することなく入場させてもらえました。
(この後,色々なところでセキュリティーチェックを受けましたが,どこもこんな感じでした。)

結局,チェックは形だけのものだったというのが私の印象です。

最後に,ホテルの窓から一枚写真をとりました。

P8100098.JPG

ガーデンビューの安い部屋を予約したのですが,なぜか海側のバルコニー付きの部屋を使わせてもらえました,
なかなかいい眺めでした。

イスラエルへ行って来ました(1)  テル・アビブその1

8月にお休みを頂いて,中東のイスラエルへ行って来ました。

なぜイスラエルへ?とよく質問されるんですが,理由は本当に色々あります。
紺碧の地中海,紅海から死海,砂漠などなど日本では見られない自然があるとか,ユダヤ人,アラブ人,クリスチャン,バハーイ教徒など人種,文化,宗教が入り交じった世界を覗いてみたかったとか,三大宗教の聖地エルサレムを見てみたかったとか,以前に仕事でお世話になった方がイスラエル通で,頂いたワインがとてもおいしくてもう一度味わってみたくなったとか,あと,パレスチナ問題ってよく言われますが,実際はどんなところか自分の目で確かめたかったとか・・・。
不安と好奇心の塊のような状態で,ソウル経由でイスラエルへ行って来ました。

これからイスラエル旅行のことについて,少しずつアップしていきます。

イスラエルは,日本と時差が7時間(サマータイムだったので6時間)で,緯度は鹿児島と同じくらい,面積は四国と同じくらいの国です。

最初に訪れた都市は,テル・アビブ(Tel Aviv)というところでした。
テル・アビブは,イスラエル第2の都市で,地中海に面しています。海岸線一帯は,ビーチとホテルが広がっており,リゾート気分です。少し中に入ると,高層ビルが建ち並ぶビジネス街があります。

私は,レンタサイクルを借りて,テル・アビブの街を回ることにしました。
海岸線には広い遊歩道が整備されていて,とても気持ちよかったです。

P8090079.JPG

海が本当にきれいですね!


テル・アビブ中心街から少し南へ行くとヤッフォ(Jaffa)という旧市街があります。
旧約聖書の時代から存在する古い街です。

P8090078.JPG

 

本当に穏やかで静かな街です。

DSC_0432.JPG

 

ヤッフォは高台にあって,ここからテル・アビブを見下ろす風景がとても美しくて印象的でした。

P8090081.JPG

プロフィール

吉岡康博写真

吉岡 康博(よしおか やすひろ)
大阪弁護士会所属

なにわ総合法律事務所
〒541-0053
大阪市中央区本町1-5-6 山甚ビル4階
TEL:06-4705-0325
FAX:06-4705-0328

テーマ
最近の記事