東亜ソウルマラソン完走しました!(2)
東亜ソウルマラソンの更新が大変遅くなってしまいました。
これからマラソン当日のことを綴りたいと思います。
当日のスタート地点は光化門という観光地です。
早朝からすごい人です。
荷物を預けて準備運動をしましたが,この日は朝の気温が氷点下で,他の参加者は,長袖やアームウォーマーを付けています。
ビニールのゴミ袋を持ってきて,すっぽりかぶっている人もいます。
とにかく体を動かしていないと寒い寒い。
(結局,マラソン中は気温が4度くらいまでしか上がらなかったそうです。)
今回は,記録を狙えるように(?),先頭の方に並びました。
足の調子が悪く,本当に完走できるか不安に思いながらのスタートです。
行ってきまーす!
今回のコースはこんな感じです。
(東亜ソウルマラソンのホームページより)
走り出してしばらくの間は,右の太ももの痛みもなく,「これは行けるかな。」と思ったのですが,案の定,南大門を過ぎたあたり(1キロ地点くらい?)から,ちょっとピリピリしてきました。
「こんなところでリタイアしたくない!」と思っていたら,今度は靴紐がほどけてしまいました。
元マラソン選手の谷口浩美さんがバルセロナオリンピックで靴が脱げてしまったということがありましたが,何となくそのときの気持ちが分かったような気がします。
歩道で靴紐を締め直して,気を取り直して走ったら,なぜか,太ももの痛みも感じなくなっていきました。
これは行けるぞーっ!
ところが,25キロ地点くらいだったと思いますが,左の膝が突然「ガクン」となってしまいました。
私の後ろを走っていた人は「何が起こったんだろう」と思ったことでしょう。
右足をかばって走り続けたので,今度は左の膝の外側を痛めてしまったようです。
仕方がないので,左膝の外側に負担が掛からないよう,気をつけながら走ったら,何とか行けそうです。
もう一つアクシデントがありました。
30キロを超えたころに太もも,ふくらはぎの筋肉痛がやってきました。
まだ少し余裕があったのですが,ボランティアの人に塗り薬(サロメチールのようなもの?)をもらって足に塗りました。
この薬はとてもよく効いて,足の痛みがすっと引いていったのですが,手のひらに塗り薬が残っていたようで,次の給水のときに,水と一緒に塗り薬が口の中に入ってしまいました。
口の周りがエアサロンパスを吹きかけたようにヒリヒリします。
前回に引き続き,あとは根性だけで走り抜きました。
チャムシル競技場に入ってきました。
ゴールは目前です。
走った後は前回よりも少し余裕がありました。
一応立っていますが,膝はガクガクです。
記録は3時間16分でした。
前回よりも大幅記録アップです。
次は2時間台(サブスリー)を目指したいと思います。
投稿者 吉岡 康博 | 2010年7月25日 21:37