「生命保険はだれのものか」を読みました
「生命保険はだれのものか(出口治明著,ダイヤモンド社)」を読みました。
著者は,長い間生命保険会社に携わっていた方で,業界のことが詳しく書かれています。
特に第1章の「日本の生命保険の問題点」では,わが国の生命保険では,一社専属の強力な販売網が生命保険大国を築き上げてきたことや,それゆえ生命保険会社の商品開発力が低いまま成長しなかったことを指摘しています。また,昨今の不払い問題を起こすようになったかについても,明確に書かれており,目から鱗でした。
個人的には,生命保険会社が破綻したらどうなるか,というところと,世界の生命保険に関する部分が面白かったです( ・∀・)つ〃∩
生命保険の問題を取り扱う弁護士ももちろんのこと,商品のことをよく分からないまま生命保険の契約をした方(実は私も?)にお勧めです!
投稿者 吉岡 康博 | 2009年1月25日 17:26