妻にお茶を・・・
先日,離陸後に両エンジンが停止した旅客機を冷静な操縦でニューヨークのハドソン川に着水させ,乗客の命を救った機長のサレンバーガーさんが,事故後初めてサンフランシスコ郊外にある自宅に戻り,地元の熱烈な歓迎を受けたという記事が,今日のネット新聞に載っていました。
片方のエンジンが停止することはままあることらしく,パイロットも訓練を十分に受けているのですが,両方が同時に停止することは本当にまれで,日航や全日空のパイロットも年に一度,シミュレータで訓練する程度だそうです。
加えて,今回は離陸後で高度がなかったということなので,操縦のことが全く分からない素人の私たちでも,大変なことだったのだろうなと想像します。
サレンバーガーさんは,事故後も「日ごろ訓練を受けていたとおりのことをしただけ。」と謙虚なコメントをされていましたが,サンフランシスコに帰ってからも,「乗員全員が,訓練通りの仕事をしただけ」と言われていました。
一方,サレンバーガーさんの妻ロレーンさんも,「私は夫のことを知っているから,あの日の結果がどんなになるかは分かっていました。」と言われていました。
謙虚なコメントの中にとても偉大な信頼と愛を感じますね。
ロレーンさんは,続けて,「でも,私にとって彼は,毎朝私にお茶をいれてくれる人です。」というコメントを残されています。
このコメントを読んで,今夜は妻にお茶を入れてあげよう,という気持ちになった男性は,私だけではないはずです。
投稿者 吉岡 康博 | 2009年1月26日 17:50
