ハーバード大学の講義
最近読んだ本に,マイケル・サンデルの「サンデル教授の対話術」というのがあります。
サンデル教授は,アメリカの名門ハーバード大学の政治哲学の教授で,その講義には毎回1000人もの学生が集まるそうです。
人気講義の秘密の1つは対話型講義という,学生と常に対話しながら議論を深めていくというものです。
本を読んだだけでは具体的なイメージ湧かなかったので,YouTubeで公開講義の動画を見ました。
もちろん英語なので分かりづらかったですが,昔流行った「究極の選択」のような問いかけに学生が答え,教授がさらに質問をしていくというスタイルの講義に引き込まれていきます。
私もときどき色々なところで講義をさせていただくことがありますが,やはり自分が作成したレジュメに従って喋ることが多く,受講した方に質問することはあってもそれを元に議論を深めるようなことはしていませんでした。
政治哲学の分野がサンデル教授の講義スタイルに合いやすいのかも知れませんが,私も工夫してもう少し「白熱教室」になるように頑張りたいと思います。
あっ,来週は顧問先の会社の方向けの講義があるのに,まだレジュメができていない(汗)。
投稿者 吉岡 康博 | 2012年10月16日 20:07