平成30年2月度大阪証券問題研究会
毎月1回程度,有志の弁護士が集まって証券問題について議論する大阪証券問題研究会,今年第1回目の勉強会がありました。
今回は,司法研修所が発行した「デリバティブ(金融派生商品)の仕組み及び関係訴訟の諸問題」という報告書について,執筆した元裁判官(現弁護士)をゲストに迎えてディスカッションを行いました。
いつもの通りコーディネーターは三木俊博先生。
ゲストの北岡先生のお話は,この報告書の意図がよく分かりとても興味深いものでした。
デリバティブ関係訴訟における適合性原則の問題。
大変難しい議論でしたが,頭の中をスッキリと整理することができました。
また,新たな示唆,視点を得ることができました。
現在,私が弁護団員として担当しているデリバティブ関係訴訟も佳境を迎えたので,今日得た知識をぜひ生かして勝訴につなげたいです。
投稿者 吉岡 康博 | 2018年2月 8日 20:32