先物取引、海外先物取引、証券取引などの投資取引被害は、なにわ総合法律事務所(大阪)にご相談下さい。

相談事例のご紹介

これまで当事務所で解決してきた事例がどのようなものか、ご紹介します。
あなたのケースに近い事例もあるかもしれません。

60代後半から80代の女性が次々ロコ・ロンドン取引の勧誘を受けた事案

相談内容

相談者は,60代後半から80代で,いずれも無職の女性(4名)です。

「スワップポイント表」と題する一覧表を見せられてロコ・ロンドン取引の勧誘を受けました。「スワップポイント表」を見ると,1年間で10%以上の配当があるように書かれており,相談者の方々は,全員,「投資信託のようなもの。配当もあり得である。」といった勧誘を受けて取引をさせられることとなりました。

その後,一度も取引に関する報告がないまま,突然,担当者から「大きな損が出た。」などと連絡があったため,不審に思って近くの消費者センターに相談。ロコ・ロンドン取引の問題点に初めて気づきました。

相談者の方々の多くは,思い切って家族に悩みを打ち明けたところ,家族のアドバイスもあり消費者センターに相談されることとなりました。もし,家族に相談をしなければ,1人で悩み続けて,「こんな取引をしてしまった自分が悪いのだ。」と自分を責められていたことかと思います。

なお,相談者の方々の損害は,平均400万円でした。

解決

当事務所は業者に対して,代理人に就任したこと,ロコ・ロンドン貴金属取引という取引自体,違法性が高いものであることを述べて,相談者が出したお金の全額を返還するよう求めました。

業者側は,示談を渋っていたものの,この業者が早晩廃業するおそれがあるという情報もあったことから,比較的金額は低くなったものの,早期に示談に応じて被害回復することとしました。

民事提訴等も検討していたのですが,1か月半後には,業者が本当に廃業してしまったことからすれば,早期解決をしたのは正解だったと思います。

この相談者の事例のように,高齢の女性(特に独り暮らし)を狙った勧誘がまだまだ増えています。
少しでも不安な点があれば、早い段階で、われわれ投資被害専門の弁護士にご相談下さい!

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