これまで当事務所で解決してきた事例がどのようなものか、ご紹介します。
あなたのケースに近い事例もあるかもしれません。
70代の高齢者がロコ・ロンドン貴金属取引の勧誘を受けた事案
- 相談内容
相談者は、70代・男性。
自宅に、突然、営業マンがやってきて、取引を勧められたそうです。
金の現物取引だと思った相談者は、取引を始めることとし100万円を手渡しました。しかし、営業マンは「あなたが持っている株を売って、あと250万円を用意するように」と言い、いきなり350万円を保証金として取引を開始しました。相談者は不安になり家族に相談。そこで、最近、ロコ・ロンドン貴金属取引による被害が広がっていることを知りました。家族に市役所の消費生活相談係に連れて行ってもらい、相談員の方に電話をかけてもらって、とりあえず取引を終了することができました。
後日、当事務所で取引内容を分析したところ、やはり350万円で業者が取引を行っており、取引開始時にいきなり両建てをしていることが判明しました。
- 解決
当事務所は業者に対して、内容証明郵便により、代理人に就任したこと、ロコ・ロンドン貴金属取引という取引自体、違法性が高いものであることを述べて、相談者が出したお金の全額を返還するよう求めました。
最終的に、9割を業者が返還することで、示談が成立しました。
この相談者の事例のように、また投資に対する知識の浅い方への強引な勧誘による被害はよく見られます。
少しでも不安な点があれば、早い段階で、われわれ投資被害専門の弁護士にご相談下さい!